きりんぐみ きんいろあらしごっこ
【きりんぐみ きんいろあらしごっこ】
生活発表会で「きんいろあらし」という絵本で遊ぼう、と決まると
さまざまな虫になってみたり、ごっこ遊びを楽しんできました。
空が曇っている日や風の強い日に園庭に出ると、
「もしかして、きんいろあらしがやってくるのかも」
「○○ちゃんの帽子とばされちゃう~」
「じゃあ○○がきんいろあらしになる~!」
「いいよ、じゃあ○○はトビハネさん(バッタ)する~」
と即興的なごっこ遊びがはじまります。
ときには砂場をアリのお家に見立てて、
スコップで穴を掘ってお家づくり。
絵本のアリのセッセ家族と同じように・・・とふか~く穴を掘ってみたり、
「ここは台所ね」
「じゃあ、ここはトイレ」
と子ども同士で相談してお家づくりをしたり、
工事ごっこを楽しんでいました。
あるときには、お部屋に落ち葉が落ちていました。
「もしかして・・・」
と葉っぱの近くを探すと、
やなぎむらのおともだちからのお手紙が届いていました。
「これがやなぎのはっぱなんだね」
「ここにセカセカさんが乗ってたんだ」
「木の枝細いね」
虫たちにわけてもらった葉っぱや枝に触れると、
いろいろなことに気付きました。
実物に触れることで、
やなぎハウスへのイメージがより深まっていました。
そうしたごっこ遊びの経験を積み重ねていく中で、
子ども達の絵本の登場人物への理解が深まり、
「虫たちはこんな気持ちだったのかな?」
みんなで考えたり、気付いたことで
表現がもっと楽しくなっていきました。
生活発表会でみんなに見てもらうことを
とても楽しみにしている子ども達です。
2023-12-21 16:58