らいおん組 「オズの魔法使い」

【オズの魔法使い】

らいおん組では、「オズの魔法使い」の世界を楽しんできました。

魔女からたくさんのいたずらを仕掛けられることもありましたが、

子どもたちは負けじと力を合わせて立ち向かい、オズ大王の壁画を完成させました。

時には緑色のメガネをかけて園内を探索したり、

気付けばオズの世界に魅了されていた子どもたちは

「このお話をたくさんの人に知ってもらいたい」という思いが膨らんできました。

そして、みんなで話し合った結果、「オズの魔法使い」の劇づくりに取り組むことになりました。

初めは恥ずかしい気持ちが大きかった子どもたちでしたが、

物語に出てくる臆病ならいおんが魔女に立ち向かうように、

勇気を出して声を届けようとする姿が見られるようになってきました。

生活発表会が近づくにつれて、

「この場面、こんな風にしてみたらどうかな？」と子ども同士で提案し合う姿も見られ

劇をより良いものにしようと、自然とクラスが団結していくらいおん組でした。

そして、物語に登場する「ブリキのきこり」ですが、

ブリキの本質を少しでも理解できればという思いもあり、

空き缶を使ってみんなで作ってみることにしました。

「ブリキって固いんだね」「中はからっぽだよ」「思ったより軽かった」

と気付いたことを伝え合いながら作る子どもたち、

らいおん組の子どもたちの愛情が詰まった可愛らしい「きこりちゃん」が誕生し、

今ではクラスの一員として朝の会にも参加しています。

劇づくりを通して、思いやりの心や勇気を出してやり遂げようとすることの大切さなど、

たくさんのことに気付き、成長することができたらいおん組です。